皆さんこんにちは!神奈川県横浜市で水まわり設備の修理からリフォームまでを専門に手掛けるスマイル水道設備です。
タンクレストイレは、コンパクトですっきりとした見た目から人気があります。今よりも綺麗で使いやすいトイレにしようと、タンクレストイレへの交換を考える方もいるのではないでしょうか?
イメージだけで決めてしまった人の中には、デメリットを知らずに後から後悔してしまうケースも珍しくありません。リフォーム後に「やめておけばよかった……」とならないためにも、今回は後悔しやすいポイントをご紹介しましょう。
■「タンクレストイレは後悔する」ってほんと?
洗浄用の水を溜めておくためのタンクを持たないタンクレストイレは、狭いトイレ空間を広く見せてくれます。スタイリッシュなデザインから人気ではあるものの、ネットで検索してみると「後悔」や「やめたほうがいい」といったネガティブな言葉が表示されます。
タンクレストイレを選んだ人は、一体どんなところに後悔してしまったのでしょうか?まずは、タンクレストイレの導入でよくある後悔ポイントをご紹介します。
▶停電すると水が流れない
水を溜めておけないタンクレストイレは、電気によってバルブの開閉し、水が流れる仕組みとなっています。そのため、停電して電気が一切使えない状況になると自動で水を流せなくなってしまうところがデメリットです。停電の間はバケツに水を汲み、手動で流す必要があります。ただし、最近は停電時も手動で流せる機能を持つモデルもあります。
▶手洗い場がない
タンク式トイレにはあった手洗い場がタンクレストイレでは基本的にないので、洗面台まで行って手を洗わなければなりません。そのことを忘れていると使い勝手が悪いと感じやすいでしょう。トイレ内で手洗いを簡潔したい時は、別で手洗い場を設置する必要です。
▶故障しても部品交換ができない
従来のトイレは便器と便座、タンクがそれぞれ分かれているので、故障部分のパーツを交換すれば直るケースがほとんどでした。しかし、タンクレストイレはすべてが一体化しているので部品交換ができず、まるごと交換という手段しかない点は大きなデメリットでしょう。
■日々の掃除のしやすさはピカイチ
タンクレストイレには上記のデメリットがあるものの、それを上回るメリットがあります。一番のメリットといえば、やはりデザイン面です。おしゃれなモデルが多く、タンクがないので広々とした空間を演出できます。狭すぎず広すぎない、ちょうど良い空間に落ち着きを感じられるでしょう。
また、便器と便座が一体となっており凹凸がないので、掃除のしやすさも強みです。毎日使う水まわりなので、掃除のしやすいタンクレストイレによって常に清潔な状態を維持しやすくなります。他にもタンク式より節水効果が高いところもメリットです。
■タンクレストイレは設置できないこともある?
タンクレストイレは水道管から直接水を流す仕組みとなっているので、水圧が低い部屋だと設置できない可能性もあることに注意しましょう。具体的にはマンションの高層階の部屋などが該当します。
設置可能な水圧の目安は、0.05MPa~0.10MPaです。水圧を簡易的に測定する方法としては、止水栓にホースを取り付けて、バケツに水を流し入れる方法があります。
10秒間バケツに水を流し入れて、バケツに入っている水の量を確認してください。止水栓が壁にある時は4.5L以上、床にある場合は4L以上の水量が入っていれば、設置可能な水圧レベルです。
ただし最近はトイレ本体の排水管と手洗い場の排水管を接続することで、配管工事が不要なタイプとなるリモデルのタンクレストイレも登場しています。そのため、水圧が低めの部屋でも設置しやすくなっています。
今回はタンクレストイレのよくある後悔ポイントをご紹介しました。人気のタンクレストイレにもデメリットがあります。デメリットを知らないまま設置してしまうと後悔する可能性もあるので、ご紹介したポイントとメリットの両方を理解した上で検討してみてください。
スマイル水道設備は水まわりの修理からリフォームまで、柔軟に対応しています。タンクレストイレの設置にも対応可能です。トイレの故障や不便さを感じたら、いつでもお気軽にご相談ください。